糖分の量を調節しての腸内環境の改善とカンジタ
腸内環境があまり良くないと、特定の菌類が繁殖してしまう場合があります。それでアレルギーなどが発生してしまう可能性もあるので、環境を整えてあげるのは大事ですね。そしてそのためには、糖分の量がキーポイントの1つになる場合があります。
カンジタによってバリアがおかしくなってしまう事も
例えば、カンジタという菌類があります。その菌類の特徴なのですが、腸の表面部分に張られているバリアに働きかけてしまうのだそうです。
腸の表面部分のバリアは、もちろん腸の保護をしてくれています。しかしそのバリアが破られると、ちょっと余計なものを摂取してしまう事があるのです。
例えば食品ですね。腸が食品の栄養分を吸収するのは大事なのですが、「全て」の食品に対してそれが成り立つとは限りません。中にはあまり吸収しない方が良いものもあるのですね。バリアはその吸収を防止してくれるのです。
そして上記のカンジタという菌類が増えてしまうと、余計なものを吸収してしまいます。それで食品アレルギーになってしまう事もあるので、ちょっと怖い話ですね。つまりカンジタという菌類は、腸内環境にはあまり良くない訳です。
糖分を調整すると腸内環境が改善される
ところでその菌類に対しては、前述の糖分が関係してきます。その菌類は、糖分を好んで吸収しようとする傾向があります。
逆に申し上げれば、腸内における糖分の割合が少なくなれば、カンジタが活躍しづらくなってくれるのです。ですので砂糖類を少なくするように心がければ、腸内の改善が見込めるでしょう。
ただし普段の食生活で「全く」糖分を用いないのも、あまり現実的ではありません。適度な糖分は必要ですが、あまり多すぎると腸内環境に問題があるカンジタが活躍してしまう訳ですね。
>>出典:植物性乳酸菌、はじめましょう